Apple Watch(GPS+Cellularモデル)が「au Starlink Direct」に対応!圏外でも通信可能に

Apple Watch

KDDIは2025年11月7日、Apple Watch(GPS+Cellularモデル)が衛星通信サービス「au Starlink Direct」に対応したと発表しました。
これにより、スマートフォンが圏外や電池切れの際でも、Apple Watch単体でテキスト送受信や位置情報共有などが可能になります。

au Starlink Directとは

「au Starlink Direct」は、KDDIがSpaceXと連携して提供する衛星通信サービスです。
従来の4G/5Gネットワークでは届かない山間部や離島などでも、空が見える場所であれば通信が可能になります。

これまでは主にスマートフォンを対象としていましたが、今回の発表により、Apple Watch(GPS+Cellularモデル)でも利用できるようになりました。
これにより、より広範囲での通信が実現します。


対応モデル

今回の対応は、以下のApple Watchシリーズが対象です。

  • Apple Watch Series 11(GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch SE(第3世代・GPS+Cellularモデル)
  • Apple Watch Ultra 3

また、利用にはiPhoneおよびApple Watchの両方が最新のOSにアップデートされている必要があります。


対象サービス

対象サービス

「auナンバーシェア」または「ウォッチナンバー」を利用している契約者が対象です。

■ auナンバーシェアとは

「auナンバーシェア」は、iPhoneの電話番号をApple Watchでも共有できるサービスです。
つまり、iPhoneを持っていなくてもApple Watch単体で通話やメッセージの送受信が可能になります。
月額料金を支払うことで、1つの電話番号をiPhoneとApple Watchの両方で使えるようにする仕組みです。

■ ウォッチナンバーとは

「ウォッチナンバー」は、Apple Watch専用に電話番号を発行して利用するサービスです。
iPhoneとは別の番号を使うため、Apple Watch単体で通信・通話を行いたい人に向いています。
例えば、お子さまの見守り用やスポーツ時など、iPhoneを持たずに使うケースに便利です。


利用できる機能

「au Starlink Direct」によって、Apple Watchでは以下の機能が利用可能になります。

  • テキストメッセージの送受信
  • 位置情報の共有
  • 緊急速報の受信

これにより、災害時や登山・アウトドアシーンなど、通信が不安定な環境でも安心して利用できます。


注意点

  • 利用には空が見える場所での衛星通信が必要です。建物内や地下では通信できない場合があります。
  • 対応モデルやOSバージョン、契約サービスの条件を満たす必要があります。
  • 提供内容や仕様は今後変更される可能性があります。

詳細は公式発表(KDDIニュースリリース)をご確認ください。


まとめ

今回の発表により、「au Starlink Direct」はApple Watchでも利用可能となり、衛星通信による“どこでもつながる体験”がさらに広がりました。
スマートフォンの電池切れや圏外といった不安要素を解消し、より安全で便利な通信環境が整いつつあります。
アウトドアや防災対策に関心のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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