こんにちは「Mobile」通信です。
1月29日より、d払いに新しい支払い方法が追加されました。
早速、d払いタッチについて見ていきましょう。
d払いタッチとは?
d払いは、これまでQRコードで支払う方法が一般的な方法でした。ドコモ回線契約者は、d払い(iD)が利用可能でした。d払い(id)は、2023年10月10日 新規申し込み終了済み。
d払い(iD)に変わる新しいサービスとして、d払いタッチが加わります。d払いタッチは、プリペイドのiDに分類されます。ドコモの回線契約がなくても、利用可能です。
iDでの支払いのため、QRコードを表示することなく、スムーズな支払いが可能となります。
現時点では、Androidスマートフォンのみに提供されます。
バーチャルカード
バーチャルカードはインターネットのみで利用可能な非物理カード(バーチャルカード)です。
Visaのマークがあるインターネット通信販売加盟店(国内・海外)でご利用いただけます。
バーチャルカードは、d払いタッチの初期設定後に利用可能になります。初期設定では、カードロック設定がオンの状態となるため、利用にはロック解除が必要です。
d払いタッチ初期設定
- d払いアプリを起動
- 一覧より、iD(d払いタッチ)をタップします。
- 続いて、設定を始めるをタップ。
- ウォレット(Google Pay)に追加する。
- ウォレット(Google Pay)に移動するため、そのまま続けます。
- 他にiD利用可能なカードを利用している場合は、メインカードに設定する必要があります。
メリット/デメリット
メリット
- QRコードを提示する必要なく、タッチで支払い可能
- バーチャルカードも発行され、オンラインでも支払い可能
- ドコモ契約者以外も利用可能
デメリット
- Wear OS(PixelWatch/GalaxyWatch6)非対応
- iPhone /AppleWatch非対応
- dポイント加盟店かつ、モバイルdポイントカード(おサイフケータイ)非対応店舗では、dポイントでは、別途dポイントの提示が必要
まとめ
昨年末より、噂されていたd払いのタッチ決済がついに開始されました。
ここ数年でキャッシュレス決済は普及してきましたが、未だにQRコードは非対応、おサイフケータイは対応しているパターンの店なども多く存在します。その逆も同様です。
ユーザーとしては、QRコードのみの支払い方法ではなく、同じサービスでも複数の支払い方法があることで選択肢が広がり、利用シーンの幅が広がります。
この点では、ライバルであるauの 「au Pay」は、au PAY プリペイドカード(物理)、QRコード決済、Apple Pay(iPhone/Apple Watch)で利用可能であり、一歩リードしている状況です。
PayPayについては、QRコードのみとなっておりユーザーとしては物足りない感じがします。
各社のクレジットカードを持っていない場合は、基本的にチャージし利用するパターンになるためチャージした残高をより多くの決済方法で、より多くの店舗で使えることはユーザーにとってのメリットは大きいと思います。
今後更に、Wear OS/Apple Payへの対応を期待したいと思います。
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